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2008/07/08

7月8日 金・原油 相場予想

7月8日 金・原油相場予想

金: 予想レンジ 910.00-950.00ドル

週明け7日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続落した。
金は、取引序盤では、サミットに出席しているブッシュ大統領がドル高を望む発言によっ
てドルが上昇したことに加えてNY原油の下落と言った貴金属市場と関連性の高い市場の
動きが金売り材料となって、一時は10ドル以上の下げとなった。その後、ドルが売られ
たことで、金相場の割安感を高めたことや同株式市場の軟調を受けて反転し、920ドル
の大台を回復して取引を終えた。

銀や白金系は、金や原油といった主要商品安を受けて売りが嵩み、銀はペルーでの労働者
のストライキが解決したことにより、そして、白金は米国の自動車販売の減少から需要が
後退しているとの観測も売り材料とされ、急速に下押した。

原油: 予想レンジ 138.00-145.00

NY原油相場は、140ドルの節目を割り込む急落となったが、その後持ち直した。イラ
ンのモッタキ外相が前日、核開発問題をめぐる国連安保理常任理事国5カ国とドイツとの
交渉について楽観的な見方を示したことでイラン情勢の緊張がほぐれていること、そして
洞爺湖サミットでの原油相場対策への警戒感が強まっていることが要因となっている。イ
ランの核問題が平和裏に解決されるとの期待感が強まり、中東産原油の供給懸念が後退し
ていることが売り材料となっている。ただ、イランのアハマディネジャド大統領はウラン
濃縮中止要求は非論理的と述べており、イランの原発問題が直ぐに解決する見込みは薄い。
また、洞爺湖サミットで原油高騰の一因とされる投機資金の監視強化に向け、各国の商品
先物の規制当局が連携し、協調行動をとることが、サミットで採択する首脳宣言のうち、
世界経済に関する部分の最終案となったことが明らかになったことも圧迫材料とされた。

Posted by Oriental Mothers at 15:49