2008/07/11
7月11日 金・原油 相場予想
7月11日 金・原油相場予想
金: 予想レンジ 920.00-970.00ドル
10日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続伸。
金は、予想外の連日のイランでのミサイル発射実験による地政学的リスクの高まりにより
安全資産としての金への資産移転を行う動きが強まり上昇した。
また、NY原油の急騰や(対ユーロでの)上昇から反落したドル相場、バーナンキ議長の
発言による米国の金融市場における信用不安の再燃といった事柄を材料にしたロスカット
の買いも入り、大幅に水準を引き上げて取引を終えた。
銀や白金系貴金属は、イラン情勢のリスクの高まりや金や原油といった主要商品高につれ
て強気買いなどが継続したことで、堅調に推移した。
原油: 予想レンジ 134.00-142.00
10日のニューヨーク原油市場は、急騰の展開。
NY原油は、ドルがユーロに対して軟調に推移しているうえ、前日に続きイランがミサイ
ル発射実験を行なったことから、中東産原油に対する供給懸念が強まり、140ドルの大
台を回復する急騰となった。
また、国際エネルギー機関(IEA)が、08年と09年の原油の需要増加見通しを発表
したことに加え、ナイジェリアの産油地帯、ニジェール・デルタの武装勢力が12日午前
零時から停戦を終わらせる見通しを明らかにしたことなども買い材料となった。
市場では、8日に付けた安値135.14ドルを維持したことで、下値は確認したとの見
方も出てきて、急騰に繋がった様である。
イラン情勢のリスクの高まりとともに、150ドルを目指した動きとなりそうである。