2008/07/02
7月2日 金・原油 相場予想
金: 予想レンジ 925.00-975.00ドル
1日のニューヨーク貴金属市場は、急騰の様相となった。
金は大幅高の展開。アメリカ全国ネットのテレビ局であるABC放送局が、イスラエルが
イランの核施設を攻撃する可能性が高まっているとニュースで報じた事を契機に金市場で
買いが集中した。一時的に948.50ドルまで上昇、約2ヶ月半ぶりの高値圏に突入しまし
た。原油の上昇と一時的ではあったが、対ユーロでのドルの下落も支援材料となった。
銀は金と平行して急伸した。1800セントの大台を上抜けた事で、追随買いが膨らみ急
伸となった。白金系貴金属も、金・銀の上昇と平行した動きとなり、買い物が集中しまし
た。
地政学的な要因と原油高によるインフレ懸念を中心材料として、金はもう一度1,000ドル
の方向に向かうものと思われる。
原油: 予想レンジ 137.50-145.00
1日のニューヨーク原油市場は、前日終値を上回ってプラスサイドの取引に終始した。
本日も、イランの核開発問題が市場で材料視された。時間外取引から原油の買いが先行し
て143ドル台をつけた。また、国際エネルギー機関(IEA)が、先進国の需要が減退
するものの、発展途上国の需要が伸びるため、今後も供給ひっ迫が続く見通しを示したこ
とも買い材料となり、相場を下支えした。しかし、ドル相場が一旦落ち着き、底堅さがみ
えたことを嫌気して上値から急落し、140ドル台で引けた。
地政学的な要因と中長期的な供給懸念を中心材料として、原油は、目先でも145ドルから
150ドルのレンジに向かうものと思われる。