2008/06/30
6月27日 金・原油 相場予想
6月27日 金・原油 相場予想
1.金: 本日レンジ: 870.00から910.00 ドル
26日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反発した。
金は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、早期の利上げ観測が後退したこと
から、ドルがユーロに対して軟調に推移していることに加え、原油の上伸を背景に、約
1ヶ月ぶりの高値を付ける上伸となった。市場では、7月3日の欧州中央銀行(ECB)
定例理事会での、金利引き上げが予想されているため、今後もドル安・ユーロ高の地合い
に変化がないことから、金は5月27日の高値930.60ドルを試す可能性があるとい
う。銀・白金は金や原油の上伸に連れる格好で反発し、銀は再び1700セント台を回復
白金は前日に終値ベースで2000ドルの大台を維持したことを好感したテクニカル買い
も見られたことで上伸となった。
2.原油 : 本日レンジ: 131.00ドルから139.00ドル
26日のニューヨーク原油は急反発の展開となった。前日、米週間在庫統計の原油在庫
が予想外の増加の報によって急落した流れを受けて、時間外取引では売りが目立つ展開と
なった。しかし本取引に入ると、対ユーロでドルが軟化したことにより買いが優勢の流れ
となり、上昇した。その後、ヘリル石油輸出国機構(OPEC)議長が、原油相場が、今
夏にかけて150〜170ドルで推移するとの相場見通しを示したことが引き金となって
買いが集中した。一時は1バレル=140ドルのラインを上抜いて史上最高値を更新する
場面もあるなど、急上昇した。また、市場関係者は、OPEC加盟国のリビアが減産を検
討しているとの報道があり、上昇に弾みをつけた。下げずらい展開である。