8月15日海外商品市況雑感
15日のニューヨーク原油は小幅安。序盤は前日終値付近での値動きとなった。しかし、 イスラエル軍とヒズボラの停戦合意が維持されるとの期待が広がっていることで売られや すく、さらに、英BPはアラスカ州油田の操業を部分的に継続する旨発表。 生産の全面停止は回避されることとなり、引き続き圧迫要因視された。製品は概ね堅調に 取引された。終盤にかけてもみ合ったが、いずれもプラスサイドで引けた。 明日発表予定の在庫統計に先だって、アナリストらの事前予想は原油が160万バレル減 少、留出油が50万バレル増加、ガソリンは180万バレル減少となっている。 15日のNY貴金属市場は、金・銀が軟調、白金族は反発。レバノンで停戦が維持されて いることから中東情勢の緊張緩和を背景に、金は軟調な展開。 一時は、本日発表された米卸売物価指数が予想を下回ったことを背景にドルが主要通貨に 対して弱含んでいることで、金は下げ渋る場面も見られたが、ほぼ安値圏で引ける格好と なった。市場では、来週22日に国連安保理常任理事国5カ国などが、イランに対して提 示した核開発停止見送りの包括案に対する回答期限を控えていることから、現在の水準か ら金を売り込む環境にはない、との見方が強いものの、テクニカル面の悪化を背景に、短 期的には期近ベースで7月24日に付けた安値602.50ドルを試す可能性もあるとい う。白金は最近の売られ過ぎ感からのテクニカル買いに反発となった。
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