
2007/07/23
7月20日貴金属市場
COMEX金8月限終値:684.7(+6.6) NY金は続伸し、5月9日以来の高値水準まで上昇した。 取引開始直後から前日までの流れを継いだ買いが先行、ほとんど 売りに押されることもなく堅調な相場展開が続いた。サブプライム 問題に対する懸念が高まっていることが安全資産としての金の需 要を高めており、長期金利の低下やドル安を手掛かりに大きく買いが 膨らんだ。 長期金利の指標となる10年債の利回りは本日も大きく低下し、5%の節目を 完全に割り込み6月初めの水準まで戻してきた。 サブプライム問題の拡大でFEDが年後半に利下げに転じるとの見方が広がって いることもありドルも続落、株にも大きく価格調整が入り、金の上昇に とってはこの上ない状況となった。 ただ、このままドル安や金利低下を背景に無条件に金が上昇を続けるのか というと、単純にそうとも思えない。FEDがうまく利下げに転じて サブプライム問題を沈静化できれば良いが、インフレ懸念も依然として くすぶっており、利下げに踏み切れないまま金融市場が大混乱に陥り、 全てのリスクポジションが大きく縮小されるというシナリオは依然として 存在する。しばらくは今の水準で高止まりするだろうが、金融市場の動向 には引き続き注意が必要だ。
Posted by Oriental Mothers at 09:54
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